8月1日(火)午後2時から、「ひと・まち交流館」で、元東京芸術大学講師、雅楽協議会代表の鈴木治夫先生による公開講座が行われました。京都の最高気温が38.2℃を記録した当日、先生は、朝8時からの鵜殿ヨシ原での炎天下での「つる草抜き」作業を行ってからのご講演でした。参加者は会員39名に一般参加者15名の計54名で、会員参加者の内8名が「京とおうみ」行事の今年度の初参加者であったのも特記事項です。
次にヨシが大切なリード(英語でヨシの事です)となる篳篥は、地上で生活する人の声を表すとされ、これもヨシで出来たリードの部分を、温かい渋みのあるお茶に浸して吹き易くするなど繊細です。また、横笛型の龍笛(りゅうてき)は空を表すもので龍の鳴き声とされており、この3種で雅楽のメロディーとハーモニーを奏でます。久しぶりの演奏とは言え、先生が篳篥で「仰げば尊し」、笙で「浜辺の歌」を演奏されてくつろいだひと時でした。また、口伝を実演された80歳近い先生の意外な美声も驚きでした。
(文/事務局:赤對)




