晴れ渡ったさわやかな朝、阪急東向日駅に会員29名と一般参加1名、計30名が10時に集合し、担当幹事の讃良さんと澤田勉さんのあいさつでスタートしました。
 まず駅の北西方向にある物集女(もずめ)車塚古墳を訪れました。ここは乙訓(おとくに)古墳群の一つであるとされる古墳時代後期の比較的小さな前方後円墳で、淳和天皇の棺を運ぶ車を埋めた塚という言い伝えから「車塚」と呼ばれているそうです。
 その後、ゆるやかな坂道を進んで「竹の径(たけのみち)」に入りました。よく整備された竹林が両側に広がり、歩きやすい上り坂が続きます。「竹の径」には「竹穂垣」や「物集女垣」などの竹垣が美しく並び、サラサラと竹の擦れる音が涼しさを感じさせてくれます。ウグイスの透き通る声も聴こえ、風情たっぷりの道のりでした。
 途中、タケノコ掘りの様子を偶然見学することができ、専用の鍬を使って手際よく掘り出す姿に、皆さん思わず拍手を送っていました。坂を登り切ったところに洛西竹林公園があり、竹の径を背景に記念撮影を行いました。
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 竹の資料館では、エジソンが京都・八幡のマダケを使って作った電球の復元模型や、竹の伝統工芸品など多くの資料が展示されており、興味深く見学しました。屋外の生態園には、節が亀甲状に連なる特異な形状のキッコウチクや、黄金色に輝くキンメイモウソウなど、約110種の竹や笹がわかりやすく展示されています。また園内では、応仁の乱にまつわる百々橋(どどばし)や、旧二条城の石垣に使われた石仏群も見ることができました。皆さんからは「ここは空いているし、さわやかで本当に穴場だ」と大満足の声が上がっていました。
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 午後からは竹林公園内の子どもの広場で、さわやかな風と舞い散る桜を楽しみながら昼食をとりました。その後も竹の径の緩やかな坂道を下り、途中で寺戸大塚古墳(古墳時代前期・全長98mの前方後円墳)を通り過ぎました。竹の径を抜けた後は桓武天皇皇后陵に立ち寄り、さらに住宅地を進んで五塚原(いつかはら)古墳(古墳時代初期・全長91mの前方後円墳)近くの池の畔で小休止しました。
 その後、向日市文化資料館へ向かいましたが休館日のため見学はできず、先に進んで地元で有名なスーパーマーケット「神崎屋」に立ち寄りました。この時期はタケノコ堀りの最盛期で、高価なものから手頃なものまで多くのタケノコが並んでいます。全国的にも知られる長岡京のタケノコということで、ご家族へのお土産に購入される方もおられました。
 ここからは向日神社の桜を見に行く方と別れ、長岡京の大極殿跡がある公園で14時前に解散となりました。解散後も残ったメンバーで長岡京の朝堂院跡(現在の国会議事堂に相当する役割を果たした施設)に立ち寄り、ボランティアの方の解説を聞いた後、近くの阪急西向日駅から帰路につきました。
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 今回の例会は天候にも恵まれ、さわやかな竹林の風を満喫しながら竹について興味深く学ぶことができ、古墳群や長岡京の歴史遺跡をゆったりと散策して、心地よい疲れとともに帰途につきました。(文/岸本)