日中は20℃を超える穏やかな今日、今話題の「豊臣秀長ゆかりの地を巡る」が行われました。集合は近鉄郡山駅、改札出口には最近取り付けたと思われる桐の紋を画いた垂れ幕で出迎えられる。案内は歴史・文化の行事でいつもお世話になっている山下さんです。今日の参加は会員42名、一般参加7名の計49名の盛況。
 まず駅前で概要説明を受け、早速秀長公の墓所に向かう。住宅地をしばらく歩くと住宅のすぐそばに「大納言塚」があった。これは案内していただかないとなかなかわからない。門前には「お願いの砂」があり学問の知将と言われた秀長ゆかり。私も石の箱に3回砂を通して願う。
 続いて「大職冠の楠」へ、大織冠藤原鎌足を祀る談山神社は郡山城の鎮守としてこの楠のある丘稜に遷座したという。樹齢500年、高さ25m、幹回り5.7mと記載があった。 「大織冠鎌足神社」へ、ひっそりとしたところにあった。霊験あらたかな神として広く崇拝されてきた。ここで赤對さんからマメ知識として、阿武山古墳で発見された鎌足の墓、大織冠のことなどの説明をしていただいた。
 郡山の一番高い所である郡山中学校を横手に見て郡山城内に向かい2023年に新しく出来た「郡山城情報館」で昼食をとる。午後は郡山高校前を通り正面の「追手門」に、左に追手向櫓、右に追手東隅櫓がある。入門するとそこは梅が満開素晴らしい。
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 城址会館前へ、奈良県最初の県立図書館だったとのこと趣のある外観である。ここも梅が満開で集合写真を撮る。「柳澤文庫」をへて「極楽橋」「柳澤神社」そして「天守台」へまず石垣の説明を受ける。石垣は野面積みで、自然石の他に石仏や礎石、墓石などの転用材が多くも用いられている。特に逆さ地蔵は有名で皆さん、覗き込むように見ておられた。また隅角部の基礎部付近の礎石は平城京羅城門のものと言われている。
 天守台に上がり遠くを見渡せば、若草山、興福寺、東大寺が、左の方には薬師寺、唐招提寺が確認できた見事な眺望である。
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 次に「春岳院」にむかう、ここは秀長の菩提寺で看板が新しい、ブームを見越して新しくされたか?建物もクラウドファンディングで改修されたとの事。次に秀吉をもてなす茶会に献上した餅菓子の老舗「菊屋」に、いかにも昔を感じる建屋である。多数の皆さんお土産に買われたようだ。この辺りは昔の城下町で「箱本十三町」と言われている。秀長は有力な商工業者集め税金を免除し、自治権や独占権を与え城下町の振興を行った。十三町の一つ柳町は金魚通りと呼ばれておりここのマンホ-ルも金魚が描かれている大和郡山市は金魚の産地で有名。
 「紺屋」に立ち寄る、藍染商の町家を再生した観光施設でこの時期、雛人形も飾られている。「源九郎稲荷神社」は歌舞伎の「義経千本桜」に登場する源九郎狐を祀る神社で境内には歌舞伎役者から寄進された幟も見受けられた。すぐ隣が「洞泉寺」でご本尊は快慶作の阿弥陀三尊立像、境内には郡山城内から移された光明皇后ゆかりの「垢かき湯船」と「垢かき地蔵」があった。
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 ここで解散、本日は盛りだくさんの内容で、秀長の活躍の様子、満開の梅も堪能でき、季節の雛人形も各所で見ることもでき楽しい一日でした。案内の山下さんには詳しく教えていただき感謝です、有難うございました。 (文/澤田章夫)