参加者 会員28名、実習生5名、一般2名の合計35名
 天 気  晴れ
 案内役 大川内さん、齊藤弥壽彦さん
 昨日まで真冬の寒さだったが、今日は晴れて陽射しに春の訪れを感じるようだった。
<テ-マ>
 早春に咲く花や冬芽などについて。
 北門近くのガーデンにはさまざまなハボタンやパンジ-などが植えられ華やかだった。
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・ハボタン(アブラナ科)
 古い品種のキャベツ、またはケールが品種改良されたもの。気温が下がるとアントシアニンにより赤く色づく。
・スノ-ドロップ(ヒガンバナ科)
 花弁は雪のように白く、蕾はしずくの様。外花被3、内花被3の計6弁。夜には花弁を閉じ昼間ためた温かい空気を保存する。種子から花が咲くまで4年かかるので球根で増える事が多い。
・シクラメン(サクラソウ科)
 原種は、種を守るため花茎が種をくるくる巻く
・アブラチャン(クスノキ科)
 葉芽が細い枝先につきその根元に両腕を伸ばした、柄の先に丸い花芽がつく。
・クロモジ(クスノキ科)
 アブラチャンと同じ構造で花芽は丸いが先が尖る。
・ダンコウバイ(クスノキ科)
 花芽は丸く柄無し。枝に交互につく。いろいろと個性的である。
・アセビ(ツツジ科)
 壺型の花は口のところで浅く5裂。メシベ1,オシベ10。オシベには軟毛があり、根元に蜜があり、小型の鳥も密を吸いに来る。
・セツブンソウ(キンポウゲ科)
 白い弁はガク、約5から8片、ガクの方が寒さに強く長持ちする。花弁はY字型で先端は虫の好きな黄色。分岐部には蜜腺あり。オシベはやくが紫色でやがて白い花粉が出てくる。メシベ中央に2から5個。花のすぐ下には掌状に切れ込んだ総苞葉あり。セツブンソウは、林の木々が芽吹くまでに花を咲かせ実をつけ養分も蓄えなければならず忙しい。種子は足元に落ちる事が多いのは群生して目立たせる為。
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・フクジュソウ(キンポウゲ科)
 光沢のある黄色の花弁を陽射し、陽に応じて開閉する。花の中心にあるオシベ、メシベのあたりに日光を集めて温度を上げる。蜜が無くても虫が温まりに来て花粉を舐める。実験によると真っ暗であっても15度から20度で花弁が開くそうだ。芽が少し土から出た時、フキと似ているので注意。フクジユソウには毒性あり。
・セリバオウレン(キンポウゲ科)
 白い花びら状はガク。花弁はガクより短く細長いサジ形。オバナは全体に白く、両性花には白いオシベと中央に褐色のメシベが8個以上あり。葉はセリに似ており2回3出複葉。
・ナノハナ(アブラナ科)
 オシベ長い4本、短い2本。緑色の蜜腺がある。
・シナマンサク(マンサク科)
 黄色い4弁の花で花弁は細いひも状でねじれている。花が咲く前、花弁はガクの内部できちんと収納されている。マンサクの枝は強靭で腐りにくく、いかだを組んだり、白川郷の合掌造りに使われている。
・ロウバイ(ロウバイ科)
 甘い香りに虫も人も誘われる。花弁は黄色の蝋細工のよう。オシベは仮オシベを含め20以上あるのもあり。メシベも5から15個と多い。どちらも基部に軟毛あり。メシベが先に露出し、数日後にオシベが内側に湾曲してメシベを覆いその後花粉を出す。昨年の壺形の集合果は早春でもいくつか残り種が入っていた。
<集合果>メシベが複数あり複数の果実が集合して単一の果実に見える(例イチゴ)
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(写真はクリックで大きく表示されます)
 早春の花々や冬芽は工夫して精一杯生きており感心する。
 講師の方々には丁寧に教えて頂き有難うございました。      (文/新堀)