JR京都駅から約20分の亀岡駅に会員47名と一般参加2名の計49名が10時に集合しました。梅雨入りが延びて爽やかな晴天で、散策日和となりました。本日の担当幹事は赤對さん、高橋さん、永井さんです。駅前で観光マップが配布され、簡単な行程説明の後、駅からこんもりとした緑の小山として見える旧亀山城跡に移動しました。

 「大本花明山(かめやま)植物園」は、昭和26年(1951年)に亀山城跡の一角に開園し、約5,500㎡の敷地に山野草を中心に860種以上の植物が栽培されています。2班に分かれ植物園職員の澤田さんと植物全般に詳しい高橋さんの案内で園内を散策しました。
 園内には様々な山野草が植えられており、澤田さんからは約70種の草木を紹介していただきました。花が少ない時期でしたが、それでもホタルブクロケイワタバコキハギクモキリソウ、ギンバイソウ、シチダンカ、カンザシギボウシ、キヨスミギボウシ、ホンカンゾウクガイソウ、クロバナヒキオコシなど美しい花や蕾を楽しむことができました。園の入口と最奥部には昭和28年に当園で発見されたヤマザクラの変種である非常に珍しい「コノハナザクラ」があります。今は葉桜の状態ですが、春には八重の花を咲かせます。この桜が咲く4月上旬の前後1か月が、園全体としても花が一番多い時期になるとのことです。城の高低差や水辺を生かした植物園で、散策路が美しく清掃されていて、散策が気持ちよく、また訪れたいと思いました。なお、事前に連絡してスタッフとの都合がつけば、一人でも説明対応していただけるとのことでした。
 植物園観覧後は大本教本部のご厚意で本部の食堂を開放していただき、昼食を取りました。


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 午後からは、いったん城跡を出て亀岡文化資料館に移動し、亀岡市の学芸員の飛鳥井先生による「明智光秀と亀山城・城下町」をテーマにした講演会を拝聴しました。亀山城は戦国時代に明智光秀が築城した当初は防衛拠点としての機能にとどまっていましたが、江戸時代初期に空堀と土塁でできた惣構えを整備して城下町として発展しました。明治になり、城は廃城令により解体され荒廃していたものを大正8年(1919年)に宗教法人おおもとが購入して修復されました。なお、市の名称である「亀岡」は、明治期に三重県の「亀山」との混同を避けるために明治政府の命で改称したとのことです。講演は配布資料もいただき、深く掘り下げた内容でした。
 講演会終了後は、「ふるさと亀山ガイドの会」の井上さん、松尾さん、森さんの3名の方の案内で、亀山城跡と城下町を散策しました。城の東側の外堀跡で清らかな湧き水のある古世(こせ)親水公園を経由し、和泉式部の墓がある稱名寺、信長の墓や惣構えの遺構がある聖隣寺続きの惣構えの遺構がある宗堅寺を巡りました。ガイドの方々の説明は丁寧で、亀山城の築城から始まった街の歴史を深く理解することができました。ガイドの会に案内をお願いする経緯は、今回の当番幹事である赤對さんが下見に寄った案内所で、会の代表者の井上さんに声をかけられたことがきっかけで案内をお願いし、お引き受けいただいたとのことでした。ガイドさんからは、今回は時間の都合で城の東側を中心とした街めぐりとなりましたが、他にも見どころがたくさんあるので、また来てくださいと声をかけられました。

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 16時15分頃に城跡北側の南郷公園で解散となりました。今回は、植物観察、講演会、街めぐりと盛りだくさんな内容の例会でした。 (文/Y.K