今日は、今年最初の活動、2年ぶりの冬鳥の観察会だ。行程は、京阪出町柳で集合し、鴨川デルタ、高野川周辺、下鴨神社(糺の森)を経て京都御苑までである。どんよりとした天気で、風がつめたく、寒い朝だったためか、会員23名で、若干いつもより少なめの出席人数であった。案内は、岡さん、井上さんだ。お二人とも急遽の案内お願いに快く受けていただいた。
朝礼後、まずは、「鴨川デルタ」での観察、午前中なので、多くの鳥たちに出会えた。
カワアイサ カモの仲間、オス、メスともに首から胸にかけて真っ白だが、オスは、頭部が黒から濃い緑色、メスは褐色。オス、メスともに餌を求め、水面から頭を出したり潜ったりしていた。
カワウ 1羽が動かずじっとしていた。スコープで覗くと、目がとってもきれい。
ヒドリガモ 潜って魚を捕るタイプではなく、陸に上がって草などを食べるタイプらしい。くちばしが灰色で先が黒い。ピューピューとかわいい声で鳴いていた。
アオサギ 大きくて怖いイメージ
コサギ 真っ白できれい。くちばしが一年中黒い。足は、指が黄色で他は黒い。
マガモ オスは、頭が黒く、光の当たり具合によって緑色や青紫色に見えてきれい。くちばしは黄色で、足は赤橙色をしている。アヒルの原種である。メスは地味な茶色、だいたいオスと一緒にいる場合が多いので、オスを見ると種類がわかるらしい。メスが地味な色をしているのは、単独で子育て行うのが一般的なので、敵に狙われないように目立たないようにしているそうだ。(おしゃれより子孫繁栄優先である。)カモの多くは、秋にシベリア等の北から日本に来て冬を越しながら結婚相手を見つけて、春にまた、北の方に戻る。
カワセミ 1羽いました。大人気のカワセミ、皆さんのテンションが上がる。くちばしの下がオレンジ色なので、メスのようだ。「飛ぶ宝石」と言われるように、やっぱり美しい。
ユリカモメ 私は、以前、冬の鴨川の鳥といったら、ユリカモメしか頭に浮かばなかったのだが、最近は、少なくなった?(わたしだけ?)
陸では、お腹のところが黄色のキセキレイ、頭から背と胸が黒いセグロセキレイがちょこちょこと歩いており、かわいい。お顔の白いハクセキレイもいた。
高野川では、
キンクロハジロ カモの仲間、黒いからだで、金色の目がとってもきれい。潜って餌をとっていた。
ホシハジロ メス1羽がプカプカと浮かんでいた。スコープで覗くと羽の一枚一枚がわかり、とてもきれいな羽だ。他にコガモのペアや、カルガモ、イソシギ、ダイサギ、ムクドリがいた。
御蔭橋の手前で高野川右岸から離れて「下鴨神社(糺の森)」の方面へ。途中、民家付近の高い木にツグミ、アトリ、イカルを発見、私たち以外の歩いている人の邪魔になるのも顧みずに大興奮。イカルは、顔が黒く、黄色い分厚いくちばしが目立つ。アトリは、胸の橙色がきれい。ツグミは、地味で目立ちにくい。これら3羽に出会えてラッキーだった。
下鴨神社付近は、まだ1月中旬なので、お参りする人も多く、鳥たちは、高い木の上で鳴いているが、姿を確認するのは困難だった。糺の森は、下鴨神社の境内にあり、国の史跡で、世界遺産の一部でもある原生林、樹齢200~600年の大木が茂り、平安遷都以前の植生が残る貴重な森である。近くには、鴨川、高野川があり、北から渡ってくる多くの冬鳥たちには貴重な森である。渡ってきたと思われるヒヨドリ集団が賑やかだ。今日は、神社の方にお参りは行かず、トイレ休憩。小雨も降ってきて肌寒い。ここで、岡さんは、所要のため抜けられた。お忙しい中ありがとうございました。
残りの私たちは、京都御苑に向かう。京都御苑の石薬師御門に到着。この周辺で昼食。昼食後、バードバスに行き、再び観察開始。
バードバスには、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、ツグミ、ビンズイ、アトリ、シロハラ、シメ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、キジバトが、入れ替わり水を飲み、水浴びをしていた。ずーっと見ていても飽きない。ここでは、多くの鳥に出会えた。
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次は、御苑内の九条池の方に向かった。先ほど降っていた小雨も止み、少し日も差してきた。九条池では、アオサギが1羽だけ池のほとりに佇んでいた。高い木々の上では、鳥たちの声はしていたが、姿は確認できなかった。 この後、鳥合わせをして解散となった。観察できた鳥は35種類(他にハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ)であった。思っていた以上の数であったので大満足。美しい鳥たちに出会った年初めにはいい観察会になった。鳥たちのように私たちも今年も元気に羽ばたきましょう。
案内していただいた岡さん、井上さん、ありがとうございました。また重いスコープも持ってきていただき、ありがとうございました。スコープで見た鳥のきれいな1枚1枚の羽根の美しさは忘れられない貴重な体験になりました。 (文/A.N.)


