近鉄東寺駅に午前10時集合。案内役の山下裕章さんを含め18名で出発した。東寺はすぐ近くなので、まず北向きに10分ほど歩いて、伏見稲荷の御旅所へ。山下さんによると、空海が東寺建立の際、伏見山の木材を利用したことで伏見稲荷に断りをいれたとのこと。
日本で初めての私立学校「綜芸種智院」の側を通り、東寺の南大門に入った。すぐ右に五重塔。日本一高く54.8mという。境内は東西255m、南北515mと壮大。設立当時は西寺・右寺があり、東寺は左寺であったが、残っているのは東寺のみ。創建1200年、唯一残る平安京の遺構である。
嵯峨天皇から託された弘法大師・空海は密教の主尊・大日如来を中心に設立。金堂に薬師如来、日光菩薩、月光菩薩を据えた。太子堂は御影堂とも呼ばれ、空海が住居表示とした。天皇を迎え入れたのが小子房。その西側に晩年高野山に向かった蓮花門があり、不動明王が空海を見送ったと言われている。見どころの多い東寺だが2時間はあっという間だ。午前中一杯、空海のさわやかな空気に感じ入った。
午後は、南へ9分ほどで京都市市民防災センターを訪ねた。センターでは2チームに分かれて体験スタート。私のチームは最初に一階の地震体験から。2番目は映像体験室で京都市の水害や地震状況の映像視聴。3番目は4Dシアターで地下街での水害の恐怖映像の後、水圧のかかったドアを各自実際に開ける体験。水深10cm(4kg/cm2)・20cm(16kg/cm2)では簡単に開けられたが、30cm(32kg/cm2相当)で力を入れて開けようとした際、右足のふくらはぎに強い痛みを感じ中断した。
すぐに病院で応急処置をして地元の医師に診てもらった。アキレス腱断裂の大事に至らなくて良かったが、教訓として年令を考えずに無理な力を出すのは大きなリスクがあることを学んだ。 (文/吉田)
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