今年も、シニア自然大学校・菌類研究会メンバーの応援を受け、きのこ観察会を実施した。参加人数は会員14名、菌類研究会からの応援2名の計16名。案内は土佐さんと菌類研究会の木村さん、サポーター役として同研究会の田中さん。以下の本文は土佐さんの報告書から引用させていただきました。

 文化ゾーン公園にて、きのこ観察とその説明を10時10分より13時00分まで、熱中症対策とコロナ対策を取りながら行った。今回も公園事務所より同定用のきのこ採取許可を受け、必要最小限のきのこ採取を行った。公園内の東屋で遅めの昼食後、13時30分より14時30分まで、採取してきたきのこの同定とその説明を行った。この間、参加者は全員マスクを着用し、密を避けながら説明を聞き、観察した。

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 当初は文化ゾーン公園から源内峠まで観察する予定であったが、発生きのこの種類が多く、途中での質問も多くあった。そのため文化ゾーン公園だけで時間を要し、同定後に源内峠へ行く時間が取れなかったので、ここで終了とした。

 きのこ種は「ベニタケ科(15種)、イグチ科(9種)、テングタケ科(8種)」を中心に、合計59種が観察できた。特に、ベニタケ科の「カワリハツ」はシイ科の樹木がある所では数多く観察できた。また、美しい姿のテングタケ科の「ガンダケ」「ヘビキノコモドキ」「テングツルタケ」、イグチ科の「キクバナイグチ」等が観察できたのは幸いであった。すぐ横の里山「龍谷の森」ではイッポンシメジ科のきのこが数多く観察できるが、文化ゾーン公園では見られないのが不思議であった。

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 今回の観察会は、晴天の35近い気温の中、全員マスクを着用し、快適な環境とは言えなかったが、体調不良を訴える人も無く、数多くのきのこを観察し、勉強できたのは非常に有意義であった。なお、今回観察した「きのこ観察会記録」は、公園事務所の要望により「シニア自然大学校・京とおうみ自然文化クラブ」として公園事務所に提出した。

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 その他、観察会の中で
  ① 傘の裏はひだ状とスポンジ状があり、イグチ科のきのこはスポンジ状。
  ② 地上から生えるキノコは地上に出てから傘が開くが、シロハツモドキは地中で開くので、土や落ち葉などが乗っかっていることで見分けられる。
  ③ マイタケにはタンパク質分解酵素が含まれているため、すき焼きに加えると肉が柔らかくなったり、生のまま茶碗蒸しに入れると卵のたんぱく質が分解されるため固まらなくなる。 などの興味深い話が聞けました。

 最後に、案内していただいた土佐さんと木村さんには厚くお礼申し上げます。 (文/讃良&土佐)

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