コロナ禍のため、3回目のリベンジの「西山古道を歩く」が、やっと実現できた。前日は雨天で、当日の天気が心配されたが、途中小雨が降ったものの爽やかな天候であった。
 各自でバスに乗り、善峯寺で降車、会員28名の参加。バス乗車中、山際で野生の鹿が出迎えてくれた。今日の案内は、澤田(勉)さん、大川内さんのお二人。善峯寺バス停から、西山古道へ、さあ出発
 人がひとり通るのがやっとの細い登坂、歩きながら、上を見上げると、新緑がきれい。木陰は涼しく、気持ちが良い。テイカカズラの花が落ちていて情緒を誘う。しばらく歩くと展望所に到着。善峯寺の「遊龍の松」が遠くに眺められる。山々の緑が美しく、少し汗をかいたので、風が涼しく気持ちよかった。また、コースに戻り、ひたすら歩く。だんだん、口数が少なくなってきた。40分ほど歩き京青の森で休憩、冷たいお茶を飲み、やっと一息。ここには、クリンソウの群生があったが、残念ながら、花は終わっていた。

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西山古道を歩く
 再び出発、途中、マムシグサ、ツルアリドオシ、タツナミソウ、ネジキなどの花が咲いており、花に詳しい方に説明していただいた(山道を登りながら、花を観察するのも楽しいですね)。次は、展望台を目指し、登る、登る、やっと展望台に到着。
 長岡京市内が眼下に広がり、思わず、「気持ちいい~。」と声が出てしまう。小雨が少し降ってきたが、上から見渡すと、木々の緑がきれいだった。楊谷寺まで、あとひと頑張り。今度は、ほとんどが下り坂。ここでは滑ってこけないように気を付けて歩く。そろそろお腹も空いてきた。ようやく13時前に楊谷寺に到着。「あ~、しんどかった。」境内の休憩所で昼食を取り、各自お寺の境内を拝観した。
 楊谷寺は、善峯寺、光明寺に並ぶ西山三山のひとつ、古くから湧き出る「独鈷水(おこうずい)」は、眼病平癒のご利益がある。毎月17日は、ご本尊の十一面千手千眼観音菩薩がご開帳され、多くの人で賑わうらしいが、残念ながら、開帳日でなかったので、拝むことができなかった。また、このお寺は、アジサイの名所でもあり、6月はアジサイウィークで、本堂から、建物内に奥之院まで続く回廊から、アジサイを楽しむことができる。早速、回廊を巡ったが、残念ながらあまり咲いていなかった。満開は、少し先のようだ。しかし、奥之院から、寺宝庫へ下る参道では、きれいに咲いているアジサイもあった。江戸時代、シーボルトが紹介したシチダンカもきれいに咲いていた。この参道を下る途中、空を見上げるとハートができていた(写真参照)。ここ楊谷寺の境内には、インスタ映えする花手水が数か所あり、SNS等を通じ有名で、かわいい花手水が楽しめた。筆者は、アジサイの押し花御朱印もしっかりといただいた。

楊谷寺
楊谷寺

 楊谷寺を堪能し、再び集合。案内の澤田さんから、帰りは、長岡天神まで、西山古道を再び歩くか、タクシーに乗るかどちらかであるとの説明があった。全員、西山古道で帰るとの結果になった(誰もタクシーに乗ると言われなかったので、筆者は、しぶしぶ皆さんについていくこととした)。
 再び、西山古道へ、長岡天神駅に向けて出発。山を下りるので、当然下り坂、細い道を一列になって下っていく。急な坂道、道でないような道、倒木の下をくぐったり、上を跨いだり、滑らないように木にしがみつき、用心しながら下る。いくら用心しても滑ってしまう人、続出。筆者も例外には漏れず、滑って、手やズボンがドロドロになった。「やっぱりタクシーにしておけばよかった。」と後悔。もう戻れない。ひたすらみんなのあとをついていくしかない。途中、いい感じの丸太橋がいくつかあったが、この丸太、大丈夫?と思う橋もあった。十人橋、立石橋を通過し、やっと、西代理山公園に到着。お茶を飲み、ホッとする。

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難所を歩く
 あとは、バスか徒歩で長岡天神駅まで行って解散予定。意外とバスがすぐに来たので、筆者含む16名がバスに乗り(もう歩けません)、長岡天神駅付近で解散、あとの健脚12名の方は、徒歩で長岡天満宮まで行き見学して解散されたらしい(素晴らしいというしかない)。家にたどり着いたら、万歩計が2万歩を超えていた。少し過酷で、スリリングな西山古道だったが、久しぶりによく歩き、けが人等も出なくてよかった。皆様、お疲れさまでした。案内の澤田さん、大川内さん、ありがとうございました。(筆者は、後日、体のあちこちが痛かった。(笑)) (文/A.N.)