今年は、コロナ対策と熱中症対策の為、観察を10時10分より12時45分まで行い、公園内の東屋で、遅めの昼食後13時30分より14時15分まで、採取してきたきのこの同定とその説明を行った。また、同定説明の際や観察会の途中でも、数多くの質問も有った。この間参加者全員マスク着用し、密を避けながら、説明を聞き、観察した。
16日以降、晴天が続き、雨が降らなかった為か、発生していたきのこは新しいものが少なく、古いものが多かった。観察出来たきのこ種は「ベニタケ科、イグチ科、テングタケ科」を中心に、不明種も含め35種であった。特に、カワリハツは シイ科の樹木がある所では数多く観察できた。この時期良く観察出来るベニタケ科のきのこで傘が赤いものは「ニオイコベニタケ」のみで、それ以外は観察出来なかった。美しい姿の「ヘビキノコモドキ」「テングツルタケ」が観察出来たのは幸いであった。
今回の観察会は35℃を越える気温の中、全員マスクを着用し、快適な環境下での観察会とは言えなかったが、体調不良を訴える人も無く、数多くのきのこを観察し、勉強出来たのは、非常に有意義な観察会であったと言える。
2021年7月21日(水)10:00~14:15 参加人数:18名