出席者23名、午前中は曇り、午後は雨。リーダーは岡さん、斎藤さん。色とりどりの花や艶やかなボタンやシャクナゲの花が咲く春爛漫の時期であるが、今回は目立たない花や見過ごしてしまうような草木の様子にも焦点を当て観察した。私は齊藤さんグループに参加。
黄緑色の小さい目立たない花も 多くあった。
モチノキ科の花も目立たないが、蜜を舐めに来る虫あり。ツリバナは、今年沢山の花を咲かせ見事であった。
オトコヨウゾメは、ピンクの可憐な花を咲かすが、果実が小さく苦いので、オトコの名が付いたそうだ。
ヤマコウバシ(山香ばし)は、両性花か?ルーペの世界。 (単為生殖する植物)
岡さんグループ
ハナイカダは、葉の上に花を乗せる事で アリも誘う事に成功。
オオバベニカシワは、葉の色がサーモンピンクから緑、秋には薄紅色へと変わる。雌雄同株でヒトデ状のオバナ、赤い糸状のメバナ。
ナベワリは、葉を舐めると舌が破れる? 毒の強い草。花は黄緑色。下を向き日影にひっそり咲いていた。
カワセミソウは、花の根元がカワセミの口に似ているそうで、サギゴケのようにランナーを伸ばし、痩せた土でも増えていくとの事。
シリアゲムシは、肉食性、オスの腹の端がサソリのようにそり上がり忘れられない虫であった。 (文/新堀)
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