この日の京都の朝の最低気温は27℃。10時には30℃を超えていたのではないでしょうか。参加者は26名。講師は大川内さんと澤田さんでした。今日の暑さ指数は31度数、33度数になると熱中症警戒アラートが発令されて屋外での活動が制限されます。皆さん気をつけて活動しましょうと澤田さんからあいさつがありました。
澤田さんのグループに参加しました。まずは日陰を選んで移動です。7月の観察会のテーマは「夏を乗り切る植物たち」 ヒマワリ、アサガオ、サルビアいろんな花があるけれど、今日はハスとユリを中心に見ていきますと。この日は二十四節気の小暑にあたり、その中の蓮始開(はすはじめてひらく)にあたりました。ハスを観察するのにピッタリです。澤田さんは絵を描くのが得意で、一枚の絵の中に植物の一年の生活をすべて盛り込んだり、言葉ではうまく表現できないところを絵で伝えてくださっています。今回もたくさん準備してくださいました。
アガパンサス。トケイソウ、時計盤のような花、キリストにまつわる逸話。シナノキ、ムラサキバレンギク。ヒマワリ、その名の通り太陽を追って動くのは花が咲く前の成長期だけで、花が咲くころには茎が固くなり動きません。ここにある花は今、みな東を向いています。ワイルドガーデンを離れ移動します。グレディトシアフェラ、鋭いとげが幹や茎にびっしりと生えています。これははるか昔、巨大草食生物から身を守るためのものだったとか。
次に向かったのはイヌマキ、それの雌株です。二つの部分に分かれた若い実を付けています。この二つの接合点あたりにある小さな穴(珠孔)を観察。受粉の際はこの珠孔から受粉滴を出し、飛来した花粉を捉えます。またイヌマキはマングローブ林に生育するヒルギ科の植物と同じく胎生発芽をします。生垣によく植えられ、秋に赤く熟したところは食べられるとだけ思っていたイヌマキ。知らないことがたくさんありました。植物園では植物をちぎったりできません。若い実を用意してくださっていてルーペで珠孔をしっかり見ました。
このあとツユクサの見せかけの雄しべ、ハグロソウ、カギカズラ。ウバユリはユリ科でユリに似た花をつけるけれど葉は大きく違いますねと言われ、改めてよく見ると違っています。大きな葉で、葉脈が網目状です。意識して見ないと気が付かないことがあります。オウゴンオニユリ、普通のユリの花ですが黄色です。ホソバイヌビワ、イヌビワコバチとの共生関係のおさらい。
このあとツユクサの見せかけの雄しべ、ハグロソウ、カギカズラ。ウバユリはユリ科でユリに似た花をつけるけれど葉は大きく違いますねと言われ、改めてよく見ると違っています。大きな葉で、葉脈が網目状です。意識して見ないと気が付かないことがあります。オウゴンオニユリ、普通のユリの花ですが黄色です。ホソバイヌビワ、イヌビワコバチとの共生関係のおさらい。
アジサイ園の横、ハス池に移動します。日本のわらべうた「ひらいたひらいた」を唄いました。ハスの花は白やピンク、つぼみや大きく開いているものなど様々です。大賀ハスの話やハスは全部食べられることも知りました。地下茎はれんこんですね。実はお菓子に、花はてんぷら、葉はお茶になるそうです。暑い時期なので12時迄に終了予定です。そろそろ四季彩の丘に向かいます。途中、レンゲショウマを見ていないことに気が付きました。急いで生態園に戻ります。下向きに咲く白い花が涼しげです。
四季彩の丘のパーゴラに集まり一休みです。熱中症が心配でしたが皆さん元気です。来月以降の予定を聞き解散です。最後にマツグミという珍しい樹木の花が咲いているので見に行きませんかという誘いがありました。場所は芝生広場の北側、藤棚の近くです。皆で移動しマツに半寄生しているマツグミとその花を観察しました。その時「これはヤドリギではないのですか」と質問された方に私は「ヤドリギではありません」と答えました。ヤドリギという種があり、それではありませんが、他の樹木に半寄生する植物という意味の(宿り木)であれば私の返事は間違っていました。ごめんなさい。日本で針葉樹に半寄生するのはマツグミだけです。興味のある方は見にいらしてください。 (文/海老原)











